オリゴ糖でアトピーを改善できる?悪化させる種類と改善が期待できる種類とは?
アトピー性皮膚炎の治療には抗ヒスタミンなどの薬を処方されますが、長期間の服用による副作用が気になります。
花粉症などのアレルギーのほとんどが腸内環境が原因ともいわれています。
オリゴ糖には体内で腸内環境を整える善玉菌を増やす働きがあります。
今や、お医者様や薬剤師さんも代替医療に頼る時代です。
アトピー性皮膚炎の人の8割以上がIgE抗体の数値が異常に高いといわれていますが、オリゴ糖にはこのIgE抗体の生成を抑制する効果が認められています。
アトピーを悪化させるオリゴ糖の種類と改善が期待できる種類
ただ、どんなオリゴ糖でもいいかというと答えはNO!
腸内環境を悪化させるものは避けましょう。
- 人工添加物が含まれているもの
- ショ糖やブドウ糖などが含まれているもの
人工添加物は表示義務がありますので、原材料を見ればわかります。
ショ糖やブドウ糖については、原料とは別に添加されたものであれば、表示されているのでわかります。
問題は天然自然の原料の中に自然に溶け込んでいるもの。
これについては原材料を見ただけではわからないです。
どのぐらい、その商品に含まれているのか販売店に聞くしかないです。
微量であれば問題ないですが、けっこうな量が含まれているものもあるので注意してください。
"良かれと思ったオリゴ糖で悪化した"とならないようにな。
難消化性のオリゴ糖は、胃や小腸で分解されずに、そのままダイレクトに大腸まで届きます。
そして、善玉菌の餌となり、腸内環境を整えます。
免疫を司る腸内環境が整うことにより、さまざまな体の不具合の改善が期待できます。
腸内環境とアトピー症状の密接な関係
花粉症もアトピー性皮膚炎も自己免疫疾患の一種ですが、体全体の免疫システムの約6〜7割が腸に集まっているため、腸内環境をいつも良好に保っておくことが大切になってきます。
大腸に住んでいるビフィズス菌は糖が大好物なのですが、砂糖やブドウ糖は小腸で消化吸収されてしまい大腸まで届きません。
しかし、オリゴ糖は胃や小腸で消化されにくく、そのまま大腸まで届きます。
大腸に届いたオリゴ糖をエサとしてビフィズス菌は増え、腸内は善玉菌が優位となります。
腸内環境が良好になると免疫機能が上がりアトピー症状の改善が期待できます。
オリゴ糖を使ったヘルシー料理
オリゴ糖を上手に生活の中に摂り入れながら、腸内環境、ひいてはアトピー体質を改善しちゃいましょう。
オリゴ糖は熱に強く調理に使っても効果が変わらないので、砂糖代わりに使えます。
アトピー体質改善のための食材を使った料理を作ってみましょう。
さっとゆでた小松菜を絞り、オリゴ糖少々と醤油、すりゴマと和える。
小松菜にはビタミンCが豊富で、かゆみや炎症をやわらげ、ゴマは血行を促進し、免疫力を高める働きがありますよ。
グレープフルーツの果肉とプレーンヨーグルトにオリゴ糖少々を加えて混ぜる
柑橘類のビタミンCは皮膚を正常に保ち、ヨーグルトとオリゴ糖は腸内環境を整えます。
サツマイモをオリゴ糖少々で煮る。
サツマイモは皮膚炎の症状を緩和します。
アトピー性皮膚炎は関節のあたりが乾燥して白くなったり、かさぶたができたり、炎症を起こした部分が赤くただれたりと本当に辛いものです。
大人も子供もアトピー性皮膚炎は一向に減りそうにありません。
ゆっくり焦らずにオリゴ糖を継続して摂取し腸内環境を調えるとともに日々の食生活にも気を付けましょう。
- 生野菜や発酵食品を食べましょう。
- 炭水化物や肉の量を少し減らしてみましょう。
- コンビニ弁当やお惣菜、冷凍食品を控えましょう。
- 水分をこまめにとりましょう。
オリゴ糖を摂取することで腸内でビフィズス菌が増え、そののおかげで、免疫のバランスが整い、代謝力がアップします。
また、有害物質を分解し排出する働きも期待できるので、腸の中からアトピー体質が改善されていきます。
体質だからとあきらめることなく、できることから少しずつ改善していきましょう。
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