コーヒーオリゴ糖の効果とメカニズム☆市販商品もご紹介!

コーヒーオリゴ糖の驚くべき効果!おすすめ商品も紹介します!

 

腸内環境を改善するための代表的な3つの成分といえば「善玉菌」と、悪玉菌を排泄する「食物繊維」、そしてもうひとつが「オリゴ糖」で、この3つは腸内環境正常化のためのゴールデンバランスと言われています。

 

  • 善玉菌
  • 食物繊維
  • オリゴ糖

 

 

オリゴ糖の一般的な効能イメージは「整腸作用」ではないでしょうか?


 

 

もちろんコーヒーオリゴ糖も、オリゴ糖という名前が付いていますので、その性質を持ち合わせています。

 

ただ、コーヒーオリゴ糖だけが持つ特別な作用があります。

 

 

 

特にコーヒーオリゴ糖だけが持つ特別な作用

 

それは脂肪の吸収抑制です。


 

 

コーヒーオリゴ糖は、他のオリゴ糖には無い作用と、オリゴ糖としての整腸作用も兼ね備えた優秀成分です。

 

 

 

今回はこのコーヒーオリゴ糖について詳しく見ていきましょう。


 

コーヒーオリゴ糖の脂肪吸収抑制の機序

 

 

ダイエッターとして覚えておきたいのはコーヒーオリゴ糖が脂肪にどのようにアプローチするのかという作用機序です。


 

 

 

この成分は脂肪の燃焼促進する、いわゆる燃焼系とは違い、食事に含まれる脂質を腸管から吸収されにくくするタイプの、いわゆる「(食べたことを)なかったことに系」の成分です。


 

 

食事に含まれる脂質は小腸から吸収されますが、コーヒーオリゴ糖は腸壁をガードして脂質が吸収されるのを防いでくれます。

 

吸収されなかった脂質は大腸へと運ばれ便として排出されるので、その分の脂質を体に溜め込まずに済むというわけです。

 

またオリゴ糖としての整腸作用も兼ね備えていることから、大腸内の善玉菌のエサとなり、善玉菌の数を増やして腸内環境を整えます。

 

このようにコーヒーオリゴ糖は食事に含まれる脂質の吸収をブロックするという働きによってダイエッターを応援してくれます。

 

コーヒーオリゴ糖にはどんな市販品にがあるの?

 

 

コーヒーオリゴ糖の市販品で代表的なものを2つご紹介します。

 

どちらもインスタントコーヒータイプの商品です。


 

 

ファットケア スティックカフェ モカ・ブレンド

価格 2,260円
内容量 3.5g×30包
オリゴ糖含有率 29%
原材料 コーヒー豆(生豆生産国名:エチオピア40%、ベトナム、他)
添加物 pH調整剤
カロリー

(1袋あたり)

10.2kcal
販売会社 大正製薬株式会社

 

 

ブレンディ毎日の腸活コーヒー

 

価格 579円
内容量 140g
オリゴ糖含有率 19%
原材料 コーヒー豆(ベトナム又はラオス又はその他)、コーヒーオリゴ糖エキス
添加物 なし
カロリー

(1杯当たり)

9.5kcal
販売会社 味の素AGF株式会社

 

 

 

2つの商品とも試してみましたが、どちらも普通のインスタントコーヒーと全く変わらない味でしたよ。

 

また、両方とも水に溶けやすいと思いました。なのでアイスコーヒーなんかにも向いていますよ。


 

 

現在のところコーヒーオリゴ糖のサプリメントとして、よくあるカプセルタイプや錠剤タイプのものは発売されていないようです。

 

商品としてはボトルタイプのコーヒーに配合されたものや、スティックタイプのコーヒー粉末に配合されるものがあります。

 

またミネラルウォーターに配合した商品もあるようです。

 

ちなみにコーヒーオリゴ糖はコーヒー豆の搾りカスから抽出されるもので、レギュラーコーヒーにはほとんど含まれていません。

 

様々な実験でコーヒーオリゴ糖を摂取すると体脂肪が減ることが実証されていますので、一度試してみる価値はありそうです。

 

オリゴ糖ランキング

関連ページ

オリゴ糖でアトピーを改善できる?悪化させる種類と完治が期待できる種類とは?
アトピー性皮膚炎の人の8割以上がIgE抗体の数値が異常に高いといわれていますが、オリゴ糖にはこのIgE抗体の生成を抑制する効果が認められています。すなわちオリゴ糖で改善する可能性があるのです。ただ、悪化させる種類のオリゴ糖もありますので要注意です。効果が期待できる種類のオリゴ糖を選びましょう。
妊娠中の便秘対策にオリゴ糖は大丈夫?おすすめの種類をご紹介!
妊娠中の便秘対策にオリゴ糖は安全なのでしょうか?大丈夫だとして、おすすめの種類は何になるでしょうか?
【知らないと危険!】イソマルトオリゴ糖のデメリットと危険性・害
イソマルトオリゴ糖を毎日摂取すると、腸内環境が良くなるメリットもありますが、危険性やデメリットがあるのはご存じですか?今回は、イソマルトオリゴ糖のネガティブな面に焦点を当てて情報を共有したいと思います。
ラフィノースオリゴ糖の効果を知らないでは済まされない!
ラフィノースオリゴ糖には、どのような効果があるのか、この記事で明らかにします。
難消化性オリゴ糖の種類と効果!過剰摂取の害・危険性も☆
難消化性オリゴ糖の種類と、ぞれぞれの持つ効果についてお伝えいたします。
オリゴ糖のGI値をまだ知らないの?他の糖とも比較してみた!
オリゴ糖のGI値知っていますか?果たしてオリゴ糖は低GI食品なのでしょうか?他の糖との比較の観点からも見てみましょう。
メタボ対策にオリゴ糖はもう常識?!オリゴ糖でメタボ腹にさよなら
メタボ対策にオリゴ糖を活用していないなんて、あなたは大損していますよ。
ビートオリゴ糖とラフィノースの違いをまだ知らないの?
ビートオリゴ糖=ラフィノースと勘違いしている人も多いのでは?ここでは、ビートオリゴ糖とラフィノースの違いを明確にします。
アガロオリゴ糖の効果効能をまだ知らないの?
アガロオリゴ糖の様々な効果効能を知らないなんて大損していますよ。
オリゴ糖を摂っても便秘に効果なし?最も効果的な摂り方とは?
実は、腸内の善玉菌を増やすためには複数のオリゴ糖をブレンドして摂取する事が大切なのです。1種類のオリゴ糖だけで効果なしと感じた方はオリゴ糖をブレンドして摂取してみてくださいね。
オリゴ糖の製造方法は安全?※オリゴ糖はこうやって作られる!
オリゴ糖が実際にどのように作られているのかご存知でしょうか?オリゴ糖の製造方法や原料、安全性について詳しくお伝えいたします。
オリゴ糖は加熱すると効果なし&変化するので危険?!
オリゴ糖は加熱によって構造が変化し、毒性を持つようにはならないのか、効果がなくなってしまうのか、心配になりますよね。